王禅寺の寺紋
川崎市にある王禅寺に行ってきた。800年前、禅寺丸という日本最古の甘柿の品種が発見されたと言われるお寺だ。境内にはその原木もある。
今の季節、紅葉も美しいはずだが、それより、イチョウの黄葉のほうがきれいで、黄色い落ち葉が境内を黄色く染めていた。
本堂の前で、賽銭箱に100円を入れて、平和を祈ったのだが、ふと、箱に刻まれてある紋所を見て驚いた。「三つ葉葵」、徳川家と同じ紋だ。
何かいわれがあるのだろうと思い、ウィキペディアで調べたら、このお寺、創建は1100年程前らしく、江戸時代には徳川幕府と縁があって、この「三つ葉葵」は、徳川家から使用を許された「寺紋」だそうだ。
「徳川幕府の歴代の将軍(徳川家康を始めとし、後の13人の将軍)の位牌を奉り、将軍家より葵の御紋の使用を与えられた。」(ウィキペディア)