日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

改革!

 何もしなかったら、何も起こらない!(シェークスピア)

 ぼくはこのことばが好きだ。過去の成功者は、周囲の反対や不満を押し切って、自分の信じることを成し遂げた人たちだ。ガリレオ・ガリレイもスティーブ・ジョブズもそうだが、彼らばかりではない、数多くの成功者がいる。逆に周囲に妥協してばかりいて、成功した人はあまりいないのではないか。


 今日、7チャンネルのFOOT・BRAINに出演した池田純氏、2011年、DeNAの横浜ベイスターズ買収に伴い、35歳の若さでベイスターズの社長に就任して、赤字続きだった球団を黒字に転換させた有能なビジネスマンだ。FOOT・BRAINで語ったことは、番組の最後でも紹介したシェークスピアの言葉である「何もしなかったら、何も起こらない」ということばに集約される。
 
 ぼく自身もこの言葉を信じているし、これまで、いろいろな場面で、そうしてきたつもりだ。ただ、ぼくには何かの能力が不足しているため、成功しなかった。それは何だったのかと思い悩んでいる。そこへ、この放送だ。興味深く見た。


 池田純氏がベイスターズでやったことは、徹底的な面談と細かいデータ分析、そして、意識改革。スポーツをビジネスとして成功させるには、チームの監督とは違うノウハウがあるということだ。このことは大事なことだ。今後、教育に関わる限り、重要なポイントになるだろう。


 世界で、「CHANGE」や「改革」という言葉がしばらく流行した。それが今、下火になったような気がする。安倍政権になってからは、「良心」や「誠実」というものを持たない人たちが国に貢献するような「道徳」を掲げている。桜も咲かないうちに、すでに、何かが散ってるような気がしてならない。

×

非ログインユーザーとして返信する