シチヘンゲ
昨日はバスに乗って、少し遠くまで行き、30分ほど歩いて、またバスで帰った。近所を散歩するだけでは見ることのなかったシチヘンゲを久しぶりに見つけた。シチヘンゲというのはランタナの別名だそうだ。
「七変化」というと、俳優が連続して早変わりする舞踊のことだと辞書にあるが、この花は、最初オレンジ色や黄色だったのが、赤色に変化するということから、この名があるらしい。鮮やかな赤い色をしているこの花は、ちょうど変化を遂げている所のようだ。
ところで、23日は霜降で、冬らしさが増してくるころだが、同時に、秋も深まるころだ。土日は風が冷たいものの、好天に恵まれた。コロナの第5波が終息したこともあってか、町は、家族連れで溢れるようだった。店に入ると、身動きが取れないほどだった。
そろそろ遠くに住む兄弟や友人たちと会いたい気持ちが募ってきている。だが、終息したと言っても、第6波が来るのか来ないのか、ワクチン効果はあるのかないのかどうも判然としない。どうもまだ落ち着けない気分だ。
ともあれ、しばらく様子を見ながら、散歩する場所を近所から少しずつ遠い所にして行こうと考えている。足の弱った母のことも関係するが、自分の腰痛も心配だから、まずはバスで、できるだけ遠くへ行って散歩して、近所では見られない景色を見てみたいと思う。