コロナと猛暑
昨年の今頃、一日のコロナ感染者数は、全国で1000を超え、2000に迫っていた。また、東京都では300を超えていた。第二波が来たと言って誰もが驚いていたように思うのだが、今年の7月は一年前を遙かに超える数字が毎日のように出ている。昨日は、全国で6000近く、東京都だけで2000近い数字だ。
神奈川も似たようなもので、一年前は、一日の感染者数は100を超えて、みな驚いていたのだが、何と昨日は600人を超えている。埼玉は一年前、一日の感染者数は100にも満たなかったが、昨日は500だ。千葉や大阪も似たような状況だ。
そんな状況の中でオリンピックが東京、神奈川、埼玉、千葉で行われる。野球やサッカーが有観客で行われていることを考えれば、納得もできる。それでも、オリンピックは世界中からいろいろな種目の選手が集まるのだから、やはり心配だ。
それより、もっと心配なのは、7月だというのに、猛暑を記録するところが各地で見られるということだ。毎年、昨年を超える暑さだそうだ。青空はいいが、熱中症になるのはごめんだ。コロナで引きこもっている上に、こんな天気では、ますます運動不足になりそうだ。
とはいえ、何とか、母を連れて散歩に出たいと思い、できるだけ、乗客が少ない時間帯のバスで、駅に行ったり、あまり遠くない公園に出かけたりするようにしている。真っ青な空の下、何とか日陰を探して歩いている。
さて、オリンピックはどうなるのだろうか。感染者が出たにしても、その後の対策をしっかりと行い、選手や関係者も十分に警戒してくれれば、何とか競技は続けられるのかもしれない。ただ、オリンピック関係者の中からコロナによる死者が出たりすると、オリンピックどころではなくなりそうで、それが何より心配だ。