白い蘭
散歩中、白い蘭の花を見つけた。もしかしたら、春蘭かと思ったが、グーグルレンズで調べたら、「シロバナシラン」と出た。それから画像などを検索してみたら、春蘭とは色も見た目も違うようだ。ウィキペディアで調べて見ると、シュンランはラン科シュンラン属、シロバナシランはラン科シラン属、とある。色合いが全く違う。
春蘭を初めて知ったのは、二十数年前、山の中を歩いていた時だ。こっそり、抜いてきて、当時住んでいた我が家の庭に植えた。図鑑で調べた結果、間違いなく春蘭だと思った。 その後、転々と引っ越しをしてきて、いつの間にか春蘭のことは忘れていた。記憶はいつもすり替えられてしまうようで、春蘭は白い花だと思い込んでいたようだ。
今回、見付けたのは、シュンランではなかったのだが、シロバナシランもなかなか素敵な花だ。「白蘭」ともいうそうで、白い花は何であれ、汚れのない清純さを感じる。花言葉は「楽しい語らい」だ。コロナで友人とも会えない今、同居する家族との語らいを楽しむしかない。