花鳥水月
桜の花を眺めながら歩いていたら、青空に上弦の白い月が浮かんで見えた。昨日に引き続き、月と桜の写真だが、何と言っても、桜の花と月がいっしょに見られるのはいい。青空にピンクの桜の花、そして、白い月という取り合わせが何とも言いがたい眺めだ。
ところで、昨年の春はコロナのことを考えて、外出を控えてはいたが、それでも、3月下旬には、何ヶ所か、桜を見に出かけた。川沿いの道を歩きながら桜を愛でるというものだ。思い起こせば、昨年の24日前後は例年よりずいぶんと早く、あちらこちらで満開のソメイヨシノが見られた。
特に川沿いに植えられた淡いピンク色の桜が川を覆って咲きそろっている様子は何とも言えず美しい。これまで見てきた川沿いやお堀端など水辺に咲く桜の様子が思い出される。東京の江戸川、千鳥ヶ淵、目黒川、川崎市の麻生川、二ヶ領用水、横浜のミナトミライや山下公園等など、水辺の桜がブログの記事や撮りためたアルバムに残されていることもあって、今も記憶から消えない。
今年に入ってからは、仕事で東京へ出たついでに、ソーシャルディスタンスに気を付けながら、名所を訪ねている。チャンスがあれば、桜が散ってしまわないうちに、桜を見に行きたい。桜に目白やヒヨドリなどがいる様子が見られたら、最高だ。ただし、鳥が多いのはいいが、人が多いのは苦手なので、予めネットなどで、様子を確かめてから、行ってみようと思う。