日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

お金の話!

 いつも、ムラゴンブログ、楽しみに見させていただいている。だけど、最近、ブログの中に、少し不快に感じる記事があった。読者登録させていただいているブログの記事に、年収や貯金の金額が具体的に書かれてあったのだ。書いた人は悪気も、自慢する気もないだろう。それに、その記事以外のブログはいつも楽しませてもらっている。


 ただ、問題はそこに書かれた金額がぼくの年収からしたら、どちらも高いもので、少し羨ましい気がしたことだ。羨むなんてよくない感情だとはわかっているが、あまりいい気分はしなかった。なぜなら、昨年一月以来、コロナのせいで、ぼくの収入は大幅に減って、毎月赤字だ。節約を続けているものの、それでも、銀行の預金は減り続けている。


 銀行の預金が減り続けていても、ぼくは貯金をしている。五百円玉貯金というものだ。これは金に困ると、節約のために、よくやることで、五百円玉が手に入ったら、何かおいしいものを食べたつもりで瓶に入れる。そうやって貯金をする。これを銀行に入れたところで、焼け石に水、やっぱり赤字なのだが、少しは潤ったような気分になれる。


 コロナ禍の中、ブログ生活を続けながら、節約生活をしている人、または、非常に苦しい生活をしている人は少なくないだろう。そこで、世界中の誰もが見ることのできるブログでは、人が羨む恐れのある金額を具体的に書くのはやめたほうがいい。多くの読者の楽しみを奪わないためにも、この点を少し考えるべきではないかと思う。


[追記]自分自身、心配りができなくて、知らない間に人の心を傷つけてしまい、後でそのことを知って、自己嫌悪に陥いったことが何度かあります。ことばは難しいです。気を付けているつもりで、失敗することがよくあります。今もあるかもしれません。ただ、理想的な境地は、『論語』「為政」にある「七十歳で、心の欲するままにしても、節度を越えなくなる」というものです。

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