日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

川辺を歩く!


 先日、昼から母の付き添いで、病院に行った後、まだ時間が早かったので、少し小川に沿った道を歩いて帰った。

 小川には木々が映り込み、面白い模様を作り出していた。山茶花もたくさん咲いていたが、花びらがが川に積もり、川面の一部がほんのりとしたピンク色に染められていた。

 山茶花だけではない。ヤブツバキはほとんど咲いていなかったが、一輪咲いているのを数カ所で見付けた。ヤブツバキの赤、皇帝ダリアの薄いピンク、その他にも、キク科の花の白や黄もきれいだ。

 散って道を黄色く染めているイチョウの葉もまだ残っているのもあり、空の青に映えて、キラキラとしていた。何とも穏やかな風景だ。

 母は、前日、行きたくないと言っていたが、ぼくは「先生と話をしに行くだけだよ。それに、行き帰りはどこか散歩しようよ。」と話した。花を眺めながら歩いていると、母は楽しそうに笑ってくれた。


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