用賀の町
先日行った砧公園だが、最寄り駅の田園都市線用賀駅から公園までの道はとても興味深いものだった。
まず、駅からして、ユニークだ。地下鉄の駅から地上に出るところが、円形劇場のような階段状になっている。エスカレーターもあるので困ることはないが、どこにもない形に少し圧倒される雰囲気でもある。
駅近くの寺社を地図で確認すると、無量寺というのがあるので行ってみた。境内は広くないが、すぐ脇に特別大きなイチョウの木があり、木の下が黄色に染まっている。
無量寺から砧公園まで歩いたのだが、途中「いらか道」という遊歩道があって、これも趣向を凝らした道だった。路面が灰色の瓦なのであるが、「瓦」と書いて、「いらか」と読むらしい。
その歩道の面にはあちこちに百人一首が刻まれている。さらに、あちこちに灰色や赤い色の鬼瓦がある。水の流れもあるようだが、夏場限定なのか、冬のこの日は流れてはいなかった。
駅の様子や「いらか道」や鬼瓦、それに百人一首にしても、なぜそういう風になっているのか謎が多い。とりあえず、ネットで調べてみたが、歴史的な意味が込められているらしいということはわかった。
よくわからないままだが、ユニークな画像をいつまでも保存したままなのももったいないような気がして、とりあえず、記事をアップした。
桜の季節も含めて、四季折々、楽しみ方があるらしいので、また、違う季節に行ってみたいと思わせてくれる町だ。