7月25日夕方､散歩にしていると、東の空に半月が出ていた。暦を見ると、旧暦7月7日、上弦の月とある。

　上弦というのは、旧暦で7日か８日頃の半月だ。広く言えば、新月から満月までの月で、弦を上にして沈む月だ。

　25日は、まさに旧暦7月の半月。しかも七夕。旧暦で祝い事をする中国、韓国、ベトナムの人たちにとっては、この日が七夕だ。

　七夕といえば、なかなか会えない人と一年に一度会えるというイメージがあるが、今はそれどころではない。今年の七夕は会いたかろうが、会いたくなかろうが、会えない七夕だ。

　さて、昼は猛暑だが、朝晩は25度ぐらいに下がるということで、猛暑日でありながら、秋の気配を感じる今の季節、考えようによっては過ごしやすい季節だ。

　コロナ禍で家に閉じこもりがちな今日この頃、まさに、家でやりたいことをやるべき時なのかもしれない。

　いろいろ思索をまとめたいと思っているが、どうも毎日だらだらと過ごしている。そろそろ、この状況を新しい日常として受け入れ、自分の生活を作り上げなければならない。なかなか難しいことではあるが。