日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

晩夏とセミ!


 セミと言えば、毎年思うことがある。7月はセミの声は聞こえるが、姿がなかなか見えない。8月に入ったら、アブラゼミの姿を目にするようになる。そして、お盆を過ぎると、羽根が透明なセミも目にするようになる。同時に路上にセミの死骸が見られるようになる。


 このところ、猛暑日が続いているが、夕方になると、気温は下がる。それで、三日に一回は夕方になってから、散歩に出ている。あまり暑い中、出歩くと、熱中症の危険もあるが、少しでも歩くことが大切だと思っている。


 昨日も5時頃、母といっしょに散歩に出た。母が歩道の上に転がるセミの死骸をいくつか見付ける。あちこち歩いていると、ふと、桜の木にとまっている羽根が透明なセミを見付けた。それに、「ジージー」という声に混じって「カナカナ」や「ツクツクホウシ」も聞こえて来た。


 7月は雨ばかりだった。8月に入ったら、真夏日、猛暑日の連続だ。18日も危険な暑さに変わりないが、セミの様子を見ていると、季節の変化が感じられる。できれば、西風が吹いて、いよいよ秋が来たのだと感じられたら、うれしい。もっとうれしいのは、コロナが大人しくなってくれることだが、少し難しいようだ。


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