新型コロナの感染者数は第二波が来たとしか思えないような状況だ。いつまで続くのだろうかと不安になる。ぼくは三月以降、通院以外、バスも電車も乗っていないし、言うまでもなく旅行もしていない。それに、外食もしていない。だが、そうしたことは以前からしていなかった。今、望むことは仕事をしたいこと。同僚や知人、それに友人たちに会いたいということだけだ。
　例外はいるだろうが、多くの人はぼくと同じような状況の中で暮らしていることだろう。そんな中、西日本、岐阜県、長野県で、大雨で大きな被害が出たようだ。本当に日本は自然災害が毎年のように起こって、いつだって大変だ。被災者、死者のことを考えると、何とかならないものかと思う。
　ところで、この一週間、ぼくの住む神奈川県でも、雨が続いている。時には強風が吹き荒れ、停電もあった。それでも、雨は止んだり、小降りになったりしている。一昨日、小降りの雨の中、すぐ近くのドラッグストアへ買い物に行った。その時、家のすぐ近くで、黄色いワルナスビの花を見付けた。身近にいながら、なかなか会えなかった珍しい知人に会えたような気がしてうれしかった。
　知人、友人、それに、兄弟ともこの4ヶ月半まったく会っていない。職場の同僚とは3月下旬から、今までの間、六月に一度だけミーティングで再会したものの、職場である学校の再開する目処が立たず、その一度きりだ。
　今は半年前とか一年前とかを思い出しながら、さて、これまで何をしていたのだろうか。グーグルは6年前の写真を見せてくれるので、そうだ、6年前の七夕祭りはこんなふうだったなと思い出したりする。ともあれ、半年前以前の日常は遠いものになってしまった。今、ぼくは毎日母と散歩し、テレビを見て、料理をして、暇を見付けてブログを見たり書いたりしている。こんな生活はいつまで続くのだろうか。