梅雨真っ盛りに蟬の声!
ふと、思い出す二年前。西日本を襲ったあの大洪水も今頃だった。梅雨が明けた後の「戻り梅雨」での大洪水だった。
今年の7月7日は七夕で、梅雨はまだ明けていない。そして、一昨年と同じように、西日本各地で洪水被害が発生している。
昭和の歴史に関する本を見ると、昭和28年6月下旬に、西日本で大洪水があった。ぼくのふるさとは悲惨な状況だったと書いてある。いったいいつになったら、こうした自然災害がなくなるのだろうか。何か原因があるように思えてならない。
ところで、昨日、雨の止んだ夕方、散歩していると、緑濃い木々の間から、ふと、蟬の声が聞こえた。もう真夏が来たのだろうか。梅雨真っ盛りの季節なのに。季節が無秩序に移りすぎていて、世界は初めての体験を繰返しているような気がする。