シロタエギク
桜、つつじ、さつき、そして、アジサイと季節の花が咲いては散っていく。
いつもの散歩道で見るシロタエギクも一週間前は鮮やかだったのだが、昨日はすでに色褪せてきていた。
「花の色は移りにけりないたずらに我が身よにふるながめせしまに」という小野小町の歌が思い出される。
梅雨の長雨の中、男の身ではあるが、日々、長雨を眺めながら、我が身も次第に色褪せて行くように思えてならない。
仕事は相変わらず無い。節約はしている。だが、今日、ATMで貯金を下ろし、通帳への書き込みをしたら、やはり、光熱費や通信費など引き落とされていて、貯金は着実に明らかに減り続けている。