test!test!test!
このところ、あまり出かけていないので、風景写真を撮る機会も少ない。毎日、テレビドラマやニュース、それに国会中継などを見ている。そのうちに、政府のやり方に何だか、腹が立ってきた。
以前、WHOのお偉いさんが言ったことば、「test!test!test!」、これは、「とにかく、検査だ。検査をたくさんしろ!」ということのようだが、日本政府はそんなことおかまいなしで、できるだけ検査を少なくしている。いや、増やそうという努力を全くしていない。
結果はどうだ。見えない感染者を野放しにしているだけではないか。経路不明の感染者が大勢いるのもそのせいではないか。感染拡大を防ぐのに「家にいる」ことも大事だが、検査数を増やすのも大事だ。そうしなければ、非常事態が解除されても、未検査の感染者が活動を始めれば、元の木阿弥だ。第2波、第3波がやってくる。
検査数を増やすためには、検査キットを増産しなければならないし、検査できる施設を増やすとか、検査する方法を工夫するとかしなければならない。政府のお金は、そのために使うべきだ。小さなマスク配布は国内のみならず、世界中に笑われている。
以前、9億円の国有地を1億円で首相の友達に売却したという話があったが、今こそ、そんの国有地があれば、中国がやったように感染症対策の大きな病院を建てたほうがいい。奇妙なマスクを配布するという税金の無駄遣いは、政府にとって、いや、日本という国にとって、大きな損失だ。