春節と留学生!
今日は旧正月!中国ではこの旧正月を春節と言って、この前後1ヶ月ないしは2か月ぐらい休みを取って、家族が集まってお祝いをする。ベトナムでも同じ習慣だ。今、日本語学校でベトナム人や中国人に日本語を教えているが、かなりの学生たちが国へ帰ってしまい、教室は寂しいものだ。
中国の習慣では前日の夜を”除夕“と言い、新年の午前零時には爆竹を鳴らしてお祝いをする。僕が中国にいた時、この午前零時には、ものすごい音がし、子供たちがワイワイ騒ぐ声が聞こえて、びっくりして目を覚ましたことを覚えている。新年には「新年快乐!」と互いに言い、新しい年の健康等を祝い合う。
この元旦に、北方で「饺子(jiao3zi/ギョーザ)」を、南方では「年糕(nian2gao1/もち)」を食べるそうだ。今でも覚えているのは中国で学生たちとギョーザパーティをしたことだ。北方の人たちは上手にギョーザを包んでいたが、、南方の人はぼくよりも下手だった。また、この休みの期間、広州や上海を旅行したり、花火を上げたりしたことも思い出す。
今日、テレビを見ていて驚いたことがある。しばらく前に中国人の爆買いが流行語にもなったが、今年あたりは「爆留学」というのが話題になっているという。私の勤める学校と違って、中野区にある大学予備校では、中国人留学生たちが春節にもかかわらず、国へ帰らず、日本の大学に入るため一生懸命勉強しているという。早稲田や慶応が人気らしい。中国の大学は狭き門だが、留学生たちにとって、日本の大学は、少し頑張れば、入れるというのだ。日本の大学も中国人でいっぱいになる時代が来そうだ。