仕事帰り、スーパーに寄ったら、チキンカツが198円で売っていたので、カゴにいれた。帰りながら、どうするか考えて、チキンカツ親子丼ということにした。聞いたことないネーミングだが、これもいい。チキンと卵で親子なんだから。

　それから、以前からそろそろだねと言っていた、お好み焼きも作った。長いもも買って来て、たっぷりと入れた。ソース、ケチャップ、マヨネーズ、削り節を載せて完成。なかなかの味だ。食べられなくて余ったものは冷凍庫に入れて凍らせ、翌日チンして食べた。

　もう一品はキャベツの千切りの上に、納豆と豆腐を載せ、「ツケテミソカケテミソ」というのをかけて食べた。なかなか美味しかった。

　ほかに、味噌煮込みうどん、だし汁に油揚げ、小松菜、豆腐、うどんを入れ、煮込んだら、最後に味噌を加えて、うどんがほぐれたら、溶いてない卵を加えた。一分ほどしたら、鍋を下ろし、テーブルの上に置き、つついて食べるというもの。母はこれを「美味しい美味しい」と喜んで食べてくれた。

　大したことはしなくてもいい。お金はそんなに使わなくてもいい。小さな幸せを感じながら、料理を考えたり、挑戦してみたりすること、そういうのが大事なんだろうと思う。