日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

1995年


 今日の午前中、BS6で、西村京太郎サスペンス、十津川警部シリーズ「ミステリー列車が消えた!」を見た。

 ドラマの中で携帯電話が登場するのだが、それが何とも大きい、そして、アンテナを引き伸ばして使うタイプのものだ。いつのドラマなのか知りたくなって、wikipediaで調べてみたら、1995年に放送されたドラマだそうだ。

 1995年といえば、1月17日、つまり今から25年前に、阪神淡路大震災があったのを思い出す。潰れた高速道路、木造家屋の火災などが脳裏をよぎる。

 あの当時と今を比べてみると、携帯電話一つとっても、大きな変化だ。コンピュータもかなり進化した。当時、コンピュータが手のひらに乗るぐらいの大きさになって、どこでもインターネットが使えたらいいのにと思ったことを覚えている。

 それはスマホやタブレットになって実現した。時代は大きく変わった。だが、変わらないものがある。あのころ、バブルが崩壊し、収入が増えることはなくなった。体調を壊してからは、半分以下になった。

 その一方で物価は上がった。生活は苦しくなったが、支出を抑えて何とか踏ん張っている状態だ。今は物より心が大事なのだと思っている。2011年の東日本大震災からまもなく9年が経つ。科学はたしかに進歩したが、自然の前では、人間は本当に無力だ。

 ただでさえ、人間は無力なのだか、その人間が自然環境を壊している。もっとゆっくりとした時間の流れがほしい。自然を大事にしながら、平和で穏やかな時間がゆったりと流れてくれることを願っている。


×

非ログインユーザーとして返信する