多摩都市モノレール線車内から見えた富士山
立川から多摩都市モノレールに乗ると、ずっと富士山が見える。
座るどころではないと思い、ドアの前に陣取って、富士山を撮影した。
モノレールが移動する中で少しずつ姿を変えていく富士山。
見る場所が変わると、こんなに違う富士山が見られるのだ。
山梨県から見る富士山、静岡県から見る富士山、その姿は違うらしい。
どこから見るかで姿を変える。
これは、ものごとの真理に相当する。
戦争も平和もどんな出来事も見る立場が変われば、違うものになる。
立ち位置によって、何もかもが神にも悪魔にもなりうる、かなり面白い。
そんなことを思いながら、移動するモノレールの中から、シャッターを押し続けた。