成人の日に思う!
今日は成人式だ。昔は1月15日と決まっていたが、ハッピーマンデーということで、2000年から第二月曜日に移動した。今年の成人式に出る人たちは1996年度に生まれた人たち、つまり、1996年4月2日から1997年4月1日に生まれた人たちだ。
今年度の新成人の中には、世界で活躍する日本人スポーツマンたちがいる。体操選手の白井健三は世界一のひねり技で世界を席巻した。高梨沙羅はスキージャンプで今シーズンもワールドカップ6戦5勝している。鹿島のサッカー選手、鈴木優磨はクラブワールドカップで得点を取り、C・ロナウドと同じポーズをして、スペインでも話題になった。
新成人の人口は、1970年、250万人近くいた。総人口比2%以上だ。それがどんどん減って123万人になったそうだ。総人口比約1%だ。成人の数が減っていることはとても心配だ。だが、最近、白井健三や高梨沙羅のインタビューなどを聞いていると、本当にしっかりとしている。思い出すのは自分自身の20歳の時だ。
ぼくは20歳当時、大学のサッカー部に所属していたが、同時にマージャンにはまっていた。そして、大学2年生の冬1月15日、先輩たちといっしょにマージャンをしていて、成人式に出ると言ったら、先輩たちに止められて、マージャンを続けた。今思えば、何やってったんだろうって思う。
ぼくは当時、実に情けない新成人だった。政治にも無関心だったし、投票しても何も変わらないと思っていた。世間のことにも無関心だった。自分自身のサッカーをもっと磨こうという気もあまりなかった。ただ文学にだけは興味を持っていて、将来の夢は文学者だったが、それもそれほど一生懸命とは言えなかった。
ぼくの人生、特に20歳代は後悔だらけだ。パチンコやマージャンやテレビゲームにはまって無駄にした時間をもう一度取り戻せるものなら取り戻したいと思っている。今年、新成人になる人たちには期待したい。後悔のない人生を歩んでほしいと願う。夢があれば、精進してほしいし、今を、今日を精一杯生きて行ってほしい。