十五夜の月!
月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど/大江千里
十五夜の月を中天に見ながら、昔、出会った人たちのことをいろいろと思い出している。今は音信のない女性たち、今何をしているのだろうか、
また、十五夜を愛でながら、いっしょに飲み屋を探した友人たち。
大きな月餅をくれた学生もいた。いろりろと思い出す。かつてあんなに仲良くした人たちなのに、今は連絡もない。
ぼくは友達までも断捨離してしまった。何となくもの悲しい気分になる。だけど、こんな気分はぼくだけのものではないだろう。
そんなことを思いながら、昨日、頂いた月餅を食べる中秋の名月だ。