今年を一言で振り返れば、「変な一年」だ。おかしな出来事がいっぱいあったという感じがする。

　世界を見れば、アメリカの大統領選挙でアマチュア政治家の変なおじさんが大統領選挙に勝つという出来事。さらには、北朝鮮のミサイル発射、中国の南シナ海進出、韓国の朴大統領失脚、フランス、ベルギー、ドイツなど西欧で、相次いだテロ、フィリピン大統領のおかしな言動などなど、本当に不思議なあるいはあってはならないことがいっぱいあったという印象だ。

　国内を見れば、盛り土問題をはじめ、不思議なことや何をやってるんだろうと考えさせられる出来事がかなりあった。富山県議たちの不正事件、甘利大臣、舛添東京都知事たちは不正献金疑惑で辞任。政治を離れれば、ポケモンＧＯの大流行、子供のものだったポケモンにおじさんたちがはまり、挙句にはポケモンしながら電車を運転するなんて離れ業も登場する。さらにはゲームに夢中になり、ホームから転落するなどという事故まで起きる。

　それ以外にもおかしなことは起きている。保育園落ちた日本死ねなんて言葉が流行語になったり、あの大会社の電通が長時間労働をさせて、嘘の申告をさせていたとか、三菱や東芝やシャープなどが不正を隠していたり、みんな何かが狂い始めている気がする。

　流行語を見ても、幼児が見たら喜びそうな歌と踊りの「PPAP」とか「保育園落ちた日本死ね」なんて嫌な言葉が流行語大賞のトップテンに選ばれるというのもおかしな現象だ。さらには、おじいさん、おばあさんたちがアクセルとブレーキを踏み間違えて大事故を起こしたり、変なことが起こっている。

　事件・事故と言えば、障害者19人が殺害されたり、米軍関係者が沖縄で起こした事件、オスプレイ不時着騒動、ラーメン店の店主が起こした鍋の空焚きによる糸魚川大火災、博多の道路が陥没したり・・・

　もちろん、オリンピックの話題やメジャーリーグやＪリーグのうれしかったり楽しかったりする話題も多くあった。だが、それより、何だかおかしなこと、変なこと、あってはならないことが特に印象に残る一年だったように思う。一方、ぼく個人の出来事と言えば、例年と変わらぬ一年だったように思う。

　一年をしめくくるテレビの報道番組と大差ない愚痴のような一年の印象を書いたが、ただ、おかしな事件事故出来事という点に絞って書いた。「変な一年」、漢字一字で表せば「変」だろうか、今年も残り6時間半だ。

　最後に書き忘れたことがあった。今年の６月からここＭＵＲＡＧＯＮでブログを書き始め、身勝手なたわごとを書けたことはこの一年の大ニュースだ。閲覧者数は急激に伸びたり減ったりしたが、ともかく、貴重な経験になった。最後に、このつたないブログをご覧になってくださった方々、そして、muragonを運営されている方々にお礼を言いたい。そして、勝手ながら、来年もよろしくご支援くださるようにお願いしたい。