日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

小さな幸せ!

 今日、母と二人でいつも利用するT駅の近くにある回転ずしの店に行った。

 5時過ぎたら、待つ時間も長くなるから、いつも5時前に店に入るようにしているが、バスでT駅についた時は4時少し前だった。それで、しばらく散歩しようということになり、駅から10分ほど歩いたところにある少し大きな公園へ行くことにした。少し遠回りし、普段歩かない道を歩いた。こんな店があったのか、珍しい店だねなんて言ったり、コンビニで百円コーヒーを飲んだりしながら、公園へ向かった。

 そして、正面に公園が見えた時、母が言った。「この公園、来たことがあるみたい。T駅の前の公園に似ている」と。驚いたぼくは、「そうだよ。今、その公園に来たんだよ。」そこで、しばらく休んでから、駅に戻った。すると、今度は「電車が走っている。何線かしら?」「すぐそこにT駅があるんだよ。」

 この後「ここ何駅?」なんて言われたらどうしようと思って、「まさか『ここはどこの駅?』なんて言わないよね!」と念を押したら、母は「そりゃないわよ!」と無邪気に笑った。駅に戻った時はもう4時45分だった。少し急いで、駅の北口から南口に抜け、回転ずし屋に入る。入ったのは4時50分ごろ、3分ほどで、テーブル席に着くことができた。

 母の大好物のエビアボガドをまず注文、それに正月も近いことだし、数の子なんてのも注文。それから、さらに珍しい寿司もいっぱい一杯注文して食べた。胃が小さい母と二人だから、二人で併せて1328円だった。小さな幸せだ。

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