日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

大河ドラマの主役にしたい武将

 テレビ朝日の「林修の今でしょ講座」を見た。「大河ドラマの主役にしたい!本当にすごい武将」という長いタイトル。林修と東大の本郷教授が3人ずつプレゼンし、観客の53人がどちらがよかったか判断して、その数の多いほうを勝ちとするものだった。結果は以下の通りだった。


織田信長(1534-1582)✖ー〇 立花宗茂(1569-1642)
北条泰時(1183-1242)〇ー✖ 本田忠勝(1548-1610)
河合継之助(1827-1868)✖ー〇 島津義弘(1535-1619)


織田信長(1534-1582)経営の天才。次々と城を建て、城下町を作って行った。
立花宗茂(1569-1642)安土桃山時代から江戸時代初期の大名。福岡県立花氏。
北条泰時(1183-1242)鎌倉幕府第3代執権。1221年宇治川の戦いで朝廷軍を打ち破った
本田忠勝(1548-1610)徳川家康を徳川四天王の一人。家康を支えた武将。
島津義弘(1535-1619)関ヶ原の戦いで徳川家康を脅かした武将。
河合継之助(1827-1868)幕末、長岡藩の悪化した財政を立て直した天才。


 以上、林修氏も本郷教授もどちらも、こういうのなら歴史の授業もおもしろいだろうなというようなプレゼンをした。確かにどの人物もすごいと思った。


 ちなみに今年の大河ドラマ、真田幸村を扱った「真田丸」も終わった。ぼくは小学生のころ真田幸村や真田十勇士などが大好きだった。猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道、三好伊三入道、由利鎌之助、筧十蔵、海野六郎、望月六郎、穴山小助、根津甚八などの名前を覚えたものだ。


 だが、今年は見ずじまいだった。主役をやってた俳優がぼくのイメージに合わなかったからだ。数回ちらりと見たが、イメージを壊されると思って、ほとんど見ていないに等しい。これまで見た大河ドラマでいちばん記憶に残っているのは「毛利元就」だ。中村橋之助が悩む元就役にはまっていると思った。また、「独眼竜政宗」もよかった。伊達政宗も好きな武将だが、あれは渡辺謙がぴったりはまっていると思った。


 イメージが壊れたといえば、ドラマではなく、森鴎外の「舞姫」だ。小説でできたイメージを壊されるのではと思って見た、郷ひろみが主役を演じた映画はイメージを壊されなかった。だが、漫画の「舞姫」ではぶっ壊れた。買って数ページ読んだだけで、これ以上壊されたくないと思って友達にあげた。


 ところで、「大河ドラマの主役にしたい武将」といえば、誰だろう。ぼくなら、北条早雲をやってほしいなと思う。それから、黒田官兵衛もいい。武将ではなく公卿だが、藤原道長もいい。

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