ポカポカ陽気の冬至!
今日は冬至、一年でいちばん昼が短い日だが、今、昼の12時、外はポカポカとした陽気で、窓を開けると、温かい日差しが差し込んでくる。テレビの天気予報によると、今日の最高気温は17度だという。まるで11月に戻ったような天気だ。
世界ではテロや戦争が続き、国内でも残忍な事件や幼稚な犯罪や違法ドラッグの事件が報道されている。来年は日本を取り巻く各国の大統領がどうするか、どうなるかが注目されている、というのも、日本の経済等に大きな影響があるからだが、それにしても、2016年は大統領がずいぶん話題になった年だ。韓国の朴槿恵大統領、フィリピンのドゥテルテ大統領、アメリカのオバマ大統領、アメリカのトランプ次期大統領、いろいろ話題を振りまいてきた。
だが、そうした大きな事件や世界情勢の変化はぼくの生活にそれほど影響しているとは思えない。ぼくの生活はと言えば、体の調子があまりよくなくて、長時間労働ができず、したがって収入も少ない。世界がどうなろうとも、どこでどんな事件があろうとも、節約生活をすること。同居している母親に少しでも幸せを感じてもらうように努めること。ただそれだけだ。
世界がどうなるか、興味はある。どうなるのかと不安を感じることも時々あるが、しかし、今日のポカポカとした天気はありがたい。心が温かくなる。誰かが言った。死があるから、生を喜べるのだと。一年でいちばん短い昼がこんなにポカポカしていることは、嬉しく思える。短い陽気だからこそ喜べる。今年も10日で終わる。失われつつある生、失われつつある時、失われつつある陽気、すべてを喜びながら享受したいと思う。