日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

Jリーグとアジアのリーグ

 鹿島アントラーズはクラブワールドカップ決勝戦であわや、レアルマドリードに勝利かという瞬間を見せてくれた。惜しくも敗れ、準優勝となった。これはすごいことだと思う。

 だが、鹿島アントラーズはアジアの代表ではなく、開催国代表だ。アジア代表はここ数年、Jリーグから出ていない。世界の強豪チームにこれだけいい試合ができるのに、なぜアジアでは弱いのか、謎だ。

 考えられることは、まずアジアのリーグチャンピオンたちはJリーグをリスペクトしている。十分に研究し、準備をして、必死に戦ってくる。一方、世界の強豪チームはJリーグをリスペクトしていない。昨日の試合でもレアルマドリードは開始早々に先取点を取り、恐らく楽勝だと思っただろう。アジアのチームならそうは思わない。

 レアルマドリードは先取点を取ったあと、手を抜いた。前半終了間際に同点にされ、気合を入れ直しただろう。だが、後半初めまでは本気ではなかった。リードされやっとで本気になったはずだ。その他の大陸代表も同じような調子で鹿島に敗れたのではないか?

 アジアのチームより他大陸のチームのほうがやりやすい理由はその辺にあるだろう。そして、Jリーグ勢はアジアのリーグを他大陸のリーグのようにリスペクトすることを忘れているのではないか。来年のアジアチャンピオンズリーグでは、ぜひ、十分な準備をして必死に戦って、真の実力を見せてほしい。

 そして、来年はぜひともアジアチャンピオンとして、クラブワールドカップに出場できることを願っている。来年のクラブワールドカップはUAEで行われる。Jリーグに開催国枠などないのだから。

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