卵の産みの親?
テレビコマーシャルを見ていたら、卵かけご飯を食べるために全国から客がやって来る店があるという。すごい、そんなのは自分の家で食べればいいじゃないかと思っていると、その卵に秘密があるという。
それは卵を産む鶏の育て方にあるらしい。何でも、鶏は栄養たっぷりの餌を食べさせていると言って、養鶏場の様子が画面に映された。
そして、「この卵の産みの親は?」というナレーションが入った。単純なぼくは、「おっと、卵の産みの親って、鶏に決まっているじゃないか!」と一瞬思った。
もちろん、この「生みの親」というのは卵を美味しくした養鶏場の主人のことだということはわかっている。しかし、何となく引っかかる表現だなと思った。
引っかかっているものの、その卵の名前も、その場所も忘れた。ただ、通販で売っていて、10個1080円だというのは覚えている。
ぼくがいつも買っている卵は10個100円前後のものだ。その十倍の値段の卵ってどのくらいおいしいのだろうかと不思議な気分になる。また、産(生)みの親ということばが妙に引っかかってしょうがない。