カジノ解禁に寒気が・・・。
今日の寒さは厳しかった。冬将軍到来だ。今日は二十四節気の「大雪」だが、「小雪」も降らなかった。それでも、寒さは「大寒」を思わせる一日だった。そしてさらに寒気がする法案が成立しようとしている。
先日も書いたが、カジノ解禁法案が成立しそうだ。パチンコ屋というギャンブル商売が怪しいマジックで、法に触れないとかいうが、あんなものが各駅前に存在するだけで、日本は恥ずかしい国だと思う。そして、借金に苦しむ人や犯罪に手を染める人を作り出していても、業者はただ儲かれば、それでいいとあちこちに林立する破廉恥な音と建物だ。
そこへ、今度は人がギャンブル依存症になって苦しもうが、不幸になろうが、そんなのは構わない。ただ町が賑わえばいいと言って、パチンコよりさらにギャンブル性と中毒性が強いカジノを解禁することに賛成する破廉恥な連中がいる。国民投票でもしてみるがいい。恥ずかしいものが日本各地にあること、そして、それを恥ずかしいと思わない破廉恥な人たちがいる。それが、どこかの府知事、いや首相自らが先頭に立っていること、そんなことが、ただただ日本人の一人として世界に対して恥ずかしく思う。
こんなことを考えていたら、かつてパチンコに溺れたために、金もなく食べる物もなく、冬の公園で雪をかぶりながら死にかけていた自分を思い出した。ギャンブルで喜ぶ人と、泣く人がいる。たまたま自分がそうだったのかなとも思う。しかし、商売だ。営業している業者は必ずもうかる。一度喜んでも、また泣くことになる。最後には必ず泣く人が大勢いる。そんな危ないものが日本中にあること、さらに、パチンコより危険なカジノを作ろうとする政府自民党、いったい何を考えているんだろうか。寒気がする!