寝不足の状態が二週間ほど続いている。毎日3時間程度の睡眠で仕事に出ている。今日は朝早かったせいで、さらに厳しいものになった。電車の中もバスの中もほとんど寝て過ごしている。夕方、帰宅後、食事を作って、食べ終わったら、もう一気に寝てしまった。仕事をしていても集中力がない。ブログやニュースを見ていても、長続きしない。酒を断ったことで、こうまでなるとは思わなかった。
　酒を断って体を壊しそうになったということで、ふと、若い時のことを思い出した。ぼくは勤務する学校の近くにアパートを借りていた。田舎の学校で、近所の人たちと仲良くなった。特にアパートの一階がスナックになっていて、そこへ来るお客さんたちとはいつも仲良くしていた。その中にペンキ屋さんの若い人、そば屋の若い店主などがいた。
　ある日、ぼくが風邪を引いて、スナックに食事に行った。すると、酒を飲もうとしないぼくに、ペンキ屋さんが言った。「風邪を引いたから、酒を飲まないっていうの？それは間違いだよ。それは体によくないね。体によくないことをしちゃいけないよ！」そう言われ、少し飲んで二階へ帰ったのだが、あの時のことばがいつまでも忘れられない。
　酒は百薬の長という。以前飲んでいた時の半分以下程度で飲めばいいのかもしれないと思うようになった。絶対に元のように大酒飲みには戻らないようにしたい。タバコもあまり我慢しすぎるとよくないかもしれない。何事も適度がいちばんだ。