日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

バス!

 駅で改札口を出たとき、6時10分を示していた。6時13分のバスが出るまで3分ある。といっても、今日は腕時計を忘れて出かけたので、スマホのデジタル時計を見たので、あと2分と何秒なのかはわからない。

 足の調子は、行きは調子がいいが、帰りはしびれて、調子が良くない。改札口から乗り場までおよそ20メートル。たぶん間に合うだろうと思いつつ、足をひきずりながら歩いていく。乗車口まで残り5メートルのところで、スマホの時計は12分を示している。あと何秒かわからない。

 足がしびれて走れない。だが、大丈夫だろうと思っていたら、突然、バスが出てしまった。バスの後ろ姿を恨めしく見ながら、本来の乗車場所まで行き、時刻表を確かめたが、やはり、13分発だ。スマホの表示を見ると、まだ12分、そして、すぐに13分に変わった。遠ざかるバスの後部をにらみつけながら、並んでいる列の最後尾に並ぶ。

 このバス乗り場からは別の路線も出る。列の前にいる人たちはそのもう一つの路線に乗るのだろう。そう思いながら10分待って、23分発のバスが来た。このバスは何と23分を過ぎてから、ドアを閉じて発車した。

 乗りたいバスは早く出て、次のバスは遅れて出るなんて、考えてみれば、高校生の時にもあったことだ。通学のため、バス停に行くと、乗りたいバスが早く出て乗れず、次のバスは遅れてくる。しかし、駅前のバス停でそんなことはあり得ないはずだ。

 もしかしたら、ぼくのスマホの時計が狂っていたのかもしれない。だが、乗ろうとして近づく人を見て、ほんの数秒でもいいから待つぐらいのサービス精神はあってもいいのではないかと思う。