五省
一、至誠に悖るなかりしか
一、言行に恥づるなかりしか
一、気力に欠くるなかりしか
一、努力に憾みなかりしか
一、不精に亘るなかりしか

　内田康夫の小説「浅見光彦シリーズ」の中に江田島海軍兵学校の兵舎に「五省（ごせい）」の言葉が掲げられていたという記事を見た。少し調べてみたが、どういう経緯であったかはどうでもいい。肝心なのはこれが今の人生にも応用できるかどうかということだ。

１、誠実さにおいて、反することはなかったか。
２、言動において自ら恥じるようなことをしなかったか。
３、気力、精神力において、不十分ではなかったか。
４、努力という点で、残念にあるいは不満に思うことはなかったか。
５、何か面倒くさいといって怠けたりしなかったか。

　自分自身、これができていない時、人の信頼もなくなるし、また仕事もうまくいかなくなると思う。これらが充実していれば、仕事も順調に進むだろうと思われる。