SEAZ THE DAY

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

転落事故!

 二子玉川駅に停車中、突然の車内アナウンスに驚く。「只今、高津駅で、お客様の転落があり、救護活動を行っております。後ろの電車が遅れております。間隔調整の為、この電車はしばらく停車します。」
 何をしていて転落したのか知らないが、もし、所謂「ながらスマホ」だったりしたら、困ったことだ。いつものことだが、電車が遅れるたびに原因が何であれ、ただ迷惑なことだと思う。今回も何が原因が何か考えず、ただ困ったことだと思っていた。
 そんなことを考えていたら、6分後、電車が動き出した。そんなに遅れなくてよかった。これくらいで運転が再開できたということは、転落した人は軽い怪我程度で済んだのだろう。もし、死亡事故だったらどうだろう。1時間は止まることになっていただろう。
 そして、死亡事故になっていたら、やっぱり迷惑なことだと思う自分を想像してみた。大迷惑は大迷惑でも、何かを忘れている。亡くなった人の友人や家族のことだ。彼らの心情を思うと、単純に迷惑と思うわけにはいかない。そのつらさを思うと、こちらも辛くなる。そして、そこにこそ見えないものがあるんだ。そんなことを考えているうちに電車は都心の駅についた。