日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

日本語

 世の中サッカーの話題で持ちきりだ。サッカー好きのぼくも夢中だ。
 だが、日本語教師として忘れてはならないことがある。7月1日(日)にJLPTの試験があった。”Japanese Language Proficiency Test”。言い換えれば、日本語能力試験だ。毎年7月第一週と12月第一週にある。日本で働きたい外国人にとって、大変重要な試験だ。
 この試験はN1~N5まである。文字・語彙、文法、読解、聴解を問われるのだが、中でも、読解の問題は難しい。ただし、中国人にとっては、日本語と共通する漢字も多く、文を見ただけで、何となく意味がわかる。だから、かなり有利だ。中国人以外、つまり、非漢字圏の人たちにとっては、とにかく、漢字が厳しいハードルになっている。
 日本人は他の外国語を学んで見て、漢字のすばらしさを知っている。漢字は表意文字であって、目にした瞬間、意味が理解できる文字だ。
 かつて、漢字を廃止し、ローマ字を使うことを提案した人がいたが、とんでもないことだ。もちろん、表意ではなくて、音を表す「表音文字」のよさもよくわかる。文字をたくさん覚えなくともよい。ひらがな、タカナ、ローマ字、ハングル等がそれだ。
 この意味がわかる表意文字と音がわかる表音文字とを組み合わせて使うのが日本語だ。他の言語にはない特徴だ。これはものはすごい言語だと思うのだが、どうだろうか。