今日、何気なくテレビを見ていたら、日産のＣＭが流れた。いつものように矢沢永吉が出ていた。だが、驚いたことに、いつも言い続けていた「やっちゃえ！日産！」を言わなかった。どうしたことだろうか。やはり、不快だと感じる人が多かったからだろうか。

　「やっちゃえ」は危険な言葉だ。テレビでそんなことばが流れるたびに、日本語の危機を思う。危険な言葉、おかしな言葉はネットでどんどん批判したほうがいい。まさに「やばい」ことばを指摘して告発することが必要だ。今後もネットで不快な言葉を指摘したいと思った。

　もしかしたら、あのＣＭは矢沢永吉のイメージを下げるＣＭだったというのが正直なところだろう。だが、もし、そこにネットの力が働いていたとしたら、そうだ、ここで、不快なものを摘発することは重要なのかもしれないと思った。

　今後、ネットの力は重要になる。誰がは関係なくなるだろう。匿名性は時にいじめにつながる。だが、これは庶民の力が示されるいちばんいいメディアになるに違いない。国の間違い、おろかなもの、人を断罪するもの、それらの健全な発展を願う。決して誹謗中傷にならぬこと、人を幸福に導くものになることを願っている。