それぞれの世界!
ぼくの世界は誰の世界とも違う。誰かと一部分交わるもののそれは数人だ。すれ違う人とはほんの一部に接点があるにすぎない。
実は他人の世界とぼくの世界とは全く別ものなのだ。
ほとんど交わっていない。親兄弟とは深く交わっているものの、それ以外の人とはほとんど接点がない。仕事では仕事面だけの接点だ。家族とはけっこう深く交わっていると思うが、そんなに大きな接点ではないこともある。
そうして考えると、誰かのために何かをしようとしても、その人たちの人生を背負うだけの覚悟がなければ、交わるべきではないし、また、誰かと人生を全く共有しようなどという妄想は抱くべきではない。
他人の人生は他人の世界にあるのだ。ぼくとは違う世界に生きているのだ。ほんのわずか接しているにすぎないのだ。だからこそ尊重しなければならないし、また、他の人の世界を侵してはならない。
アメリカ大統領だろうが、日本の首相だろうが、彼等には彼らの世界がある。その世界にぼくはいない。そして、ぼくの世界に知らない人はいない。
ネットの中で縁のある人はぼくの世界とその人の世界と、ただデジタル世界で接点があるに過ぎない。それでも、接点を広くすることはできると思っている。