敬老の日雑感!
百歳以上の高齢者が6万5千人を超えたそうだ。毎年、百歳になった人には政府から銀杯が贈られてきたそうだが、今年は予算削減のため銀メッキの杯になったそうだ。
飛島村では長寿のお祝いに90歳になったら、20万円、95歳になったら50万円、百歳になったら100万円贈られるそうだ。また、温泉も無料で入れるとか、いろいろな特典があるらしい。
特典といえば、横浜市では70歳以上になると横浜市内で乗ったり降りたりする場合、それから市営バス、市営地下鉄などにも格安で乗れるということだ。
福祉政策として「揺りかごから墓場まで」ということばが言われたことがある。生まれた時から死ぬまで福祉制度を充実させるということだが、例えば、スウェーデンでは消費税が25%で、それをもとに、赤ちゃんが誕生しても、育てやすい。老後は安心できる国だという。
65歳から69歳の男性の半分が、女性の3分の1が働いているという。定年退職した人は、昔、悠々自適の生活を送っていた。それが、今では年金では足りない老人たちが生活苦に悩まされている現状もある。理想の国には程遠い気もする。