日々是好日

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

反日?

 30年前の今日、1987年5月3日、朝日新聞、阪神支局に「赤報隊」を名乗る犯人が散弾銃で朝日新聞社社員を銃撃し、射殺した事件、言論の自由を圧殺する事件、今も記憶にある。
 朝日新聞社が「反日」であるとして、銃撃したということだが、この事件、未解決だそうだ。そして、今日、ニュースを見ていると、マイクを持って、この事件を「義挙」であるとたたえる人がいた。恐ろしいことだ。殺人を「義挙」だと言う人が公然と人々に語り掛ける。
 また憲法改正について、インタビューを受けた一般市民が、「皇紀2700年に向けて、ぜひ憲法9条を改正すべきだ」という。天皇の歴史が2700年というのは真っ赤なウソだ。
 戦時中、憲兵であった、今は亡き義父が生前、ぼそりと言ったことがある。戦争中、天皇の名前をすべて覚えさせられたが、戦争が終わってみれば、覚えさせられたのが嘘だったと知って、人生ひっくり返されたような気分で腹が立つと。
 「反日」ということばは中国や韓国で言われる言葉だと思っていたが、国内で日本国民に対して言われるとは驚いた。言論の自由を奪う発言、戦中の「非国民」と似ている。日本がおかしくなっている。

憲法を考える!

 今から71年前の1946年11月3日、大日本帝国憲法に代わり、日本国憲法が公布された。そして、70年前の今日、1947年5月3日、この憲法が施行された。
 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基調として象徴天皇制、戦争の放棄、三権分立等を規定している。
 アジア諸国、中東諸国など、多くの戦争の火種となっている国家とは全く異なる平和国家として、戦後の日本が出発していることを思うと、本当に重要なものだし、今こそしっかりと読み直すべきだと思う。
 今、憲法改正論が盛んだが、これほど完璧な平和主義の憲法は世界のどこにもないのではないか。ノーベル平和賞にこの日本国憲法が選ばれるかもしれないという噂もある。ぜひ、憲法記念日の今日、この素晴らしさを改めて味わいたいと思う。


 日本国憲法の前文は以下のようになっている。(仮名遣いなどは現代文に変更した)。


 日本国民は政党に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらはいずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則は、普遍的なものであり、この法則にしたがうことは、自国の主権を維持し、他国との対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

 なお、今一番関心のある「第2章 戦争放棄」の中にある第9条は以下の通り。

第2章 戦争の放棄

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 今の政府が何をしようとしているのかよくわからないが、この条文は世界的にもすごい条文なのだ。こんな最高の憲法、世界の人たちと共有できれば最高なのだが、世界は喧嘩が大好きだ。そして、今の政権はこれを変えようとしている。何とか、この素晴らしい憲法を多くの人が読み直して、その素晴らしさを味わってほしいと願っている。

新緑!

緑が増えてきた。見渡す限りの緑!
7階の窓から見下ろすと、小さな公園にある一月前には枯れ木だった大きな木が、今はもう緑がいっぱいに広がっていて、道を歩けば、街路樹も緑一色、いよいよ新緑の五月がきた。


駅前にあるもの

バス停留所、交番、コンビニ、スーパー、公園、デパート、百円ショップ、薬局、銀行、文房具屋、ホテル、カフェ、携帯電話ショップ、パチンコ店、郵便局、本屋、時計屋、眼鏡屋、牛丼屋、ケーキ屋、ファミレス、パン屋、ファストフード店、回転寿司店、蕎麦屋、ラーメン屋、中華料理店、タイ焼き屋、おにぎり屋、飲み屋、焼き鳥屋等々



毎回利用するのはバス停、
親切なのは交番、
時間つぶしに使うのは公園、
うれしいのは百円ショップ、
よく立ち寄るのはスーパー、
おいしいのは回転寿司屋、
縁のないのはデパート、
最もうざいのはパチンコ屋。


明日より今日!

 教えている学生たちにいつも言っていることは、「昨日より今日、今日より明日」という言葉だ。昨日の失敗を忘れずに今日はさらに一歩前進すること。そして、今日より明日をさらにいい日にしようということだ。


 だが、最近、もう一つ、別の言葉の重要性を考えた。それは、「明日より今日」という言葉だ。「来年のことを言えば鬼が笑う」というが、ぼくの母がいつも明日のことや来年のことを考えて心配をしている。考えても仕方のないことを、考え過ぎるのは問題だ。


 未来のことでどうなるかわからないこと、やってこなければわからないことを心配するのは、どう考えても無意味だ。そんな無意味なことで、ああだこうだと悩んでいる母を見て思った。未来のわからないことより、今を精一杯、楽しむべきではないか。


 もちろん、未来のことを考えないわけにはいかない。結局、未来を考えることも大事だが、考え過ぎてはいけないということか。ぼく自身未来のことは少し考えている。だが、いちばん重要なのは今を精一杯生きることだ。