日々是好日

無知による思い込みが偏見を生み、人間の持つ煩悩が憎悪を生む。

電車に松友選手が?

 仕事帰りの東京メトロ永田町で電車に乗ったら、ドア近くの座席の前の手すりにつかまっている人の顔にどきりとした。


 リオオリンピックバドミントンダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀選手にそっくりだったのだ。少し特徴のあるかわいい顔。身長160センチくらい。髪型もオリンピックの放送で見た髪型と同じ。


 だが、後ろから乗ってくる乗客に押されて、奥の方まで押されて、その女性とは背中合わせの状態になった。見たくても見られない状態で、何だかどきどきした。駅に着くたびに振り返ったが、顔は見えない。後姿を見ながら、やっぱりそうなのかなと思う。


 かつて、テレビに出る人に会ったことは何度かある。古くは輪島関、パチンコ屋で隣りに座った。また、下北沢でモト冬樹さんとすれ違った。最近ではバスに乗っていたら、向かい側に座っていたのが、俳優の平田満さんだったこともある。


 だが、これまで声をかけたことは一度もない。母に聞いたら、松井秀喜選手等に会ったことがあって、声をかけて握手してもらったなどという。これは性格の問題だろう。別に芸能人だからと言って、特別な人ではないという考えだ。どこかの知らない社長と芸能人と政治家とみな同じ優秀な人に過ぎない。優秀な人は身の回りにもいる。初めて挨拶する時は緊張する。


 ただ、今もあの電車に乗ったときの松友選手らしい人の顔を見た時の緊張感は忘れない。別に挨拶したわけでもないのに、なぜか思い出すだけで緊張する。なんだろう。この気持ちは?


G20!

中国G20の映像を見て驚いた。


中国古代の歴史映画等を見ていたら、秦や隋などの古代帝国が他国をまねいて宴を開き、歌や踊りで華やかに歓迎する。


今回の映像も華やかだ。莫大なお金を使い、歌舞音曲のみならず、花火などで演出し、権威を見せつける。


今回のG20では、歌舞のみならず、映画監督によるレーザービームでも演出する。市民たちには外出を禁止し、店も閉めさせて、観光地がガラガラとなったという。


政治の場にここまでの華やかな演出が必要だろうか。市民を犠牲にする必要があるのだろうか。少しやり過ぎのような気がする。



U18野球アジア選手権日本優勝!

台湾で開かれたU18野球アジア選手権決勝で日本は台湾を1-0で破って優勝!
今大会負けなし。1994年以来、5度目の優勝だ。


1994年 1日本 2豪州 3台湾(豪州)
1996年 1韓国 2台湾 3日本(フィリピン)
1998年 1日本 2台湾 3韓国(日本)
2001年 1台湾 2日本 3韓国(台湾) 
2003年 1韓国 2台湾 3日本(タイ)
2005年 1日本 2韓国 3台湾(韓国)
2007年 1台湾 2韓国 3日本(台湾)
2009年 1韓国 2台湾 3日本(韓国)
2011年 1日本 2韓国 3台湾(日本)
2014年 1韓国 2日本 3台湾(タイ)
2016年 1日本 2台湾 3韓国(台湾)


また、東京オリンピック種目に決まった女子ソフトボールでも、日本は世界選手権優勝の米国に9-1で5回コールドゲーム勝ち。日本の優勝は、05年以来6大会ぶり2度目。


今日はボクシングで井上尚弥選手が、またその弟の井上拓真選手、それに、オリンピックメダリストの清水聡選手がプロデビュー戦を勝利で飾る。


スポーツが勇気を与えるというが、確かにうれしい。あしたからのエネルギーをもらったような気がする。


もう一つ、唯一企業名をつけない市民球団の広島が優勝マジックを4にしたこともうれしい。


ともあれ、日本野球とスポーツの将来、そして東京オリンピックに向かう選手たちの未来は明るいと思った一日だ。

暑さ寒さも彼岸まで

 関東地方は残暑が続いているが、「暑さ寒さも彼岸まで」という。実際に毎年のことだが、彼岸を過ぎると、急に涼しくなる。例年通りなら、残り3週間足らずで涼しくなるということだ。そう思えば、暑さも名残惜しい気分になる。
 
 すでに、季節は巡り、朝晩はだいぶ涼しくなっている。虫の声も聞こえる。もうすぐ彼岸花も妖艶な姿も見られるだろう。この移り変わりこそ、宝なのだと思う。四季があることをありがたく思う。


 だが、今年はかなり台風が来ていて、大雨、洪水、地震など、天変地異が続いている。被害も大きい。人的被害だけでなく、農産物の被害も大きい。野菜の値段も高騰している。無事に季節が巡ってくれることを願う。


 どこかで聞いたことばだが、ずっと健康な人には健康のありがたみがわからないという。四季のある日本から出たことのない人には、四季のありがたみがわからないという。以前、海外で生活してみて、ようやく知った。暑さも寒さも存分に味わいたいと思う。



NHK「決断なき原爆投下」を見て!

「原爆投下は戦争を早く終わらせ、数百万の米兵の命を救うため、2発が必要だとしてトルーマンが決断した」。


 これは今までの定説で、トルーマン自身が演説で言ったことばでもある。だが、トルーマンは決断していなかったという話だ。軍人の准将が多額の予算を使って作った原爆をどうしても使いたかったというのが真相だという。


 軍部は最も効果の高いところで試すべきだと考え、初めは京都を目標にしていたそうだ。しかし、トルーマン大統領は一般市民や子供たちを殺すことに反対した。文民政治家たちは、京都案を必死に止めたそうだ。


 そして、最終的に、軍部は大統領に進言した。広島を軍事都市だと嘘の進言をしたのだ。その報告を大統領は信じた。大統領は最後まで渋っていたのだが、結局8月6日午前8時15分、原爆は広島に落とされた。落とした軍人は恐ろしいものを感じたそうだが、命令を下した准将はこの行為を誇りだとして喜び、次の原爆投下準備に入り、三日後長崎に落とす命令を下した。


 長崎に原爆が投下された後、大統領は決断した。三つ目の原爆投下準備を進めていた軍部は中止せざるを得なくなったという。


 この中で驚いたのは一瞬にして10万人以上の一般市民を焼き殺すという残虐非道な行為を軍人たちは喜び、誇りに思っていたということだ。原爆を落とさなくても、戦況はすでに決まっていた。日本が降伏する前に落としたかったのだという言葉だ。ヒトラーとどこが違うのだろうか。


 大量殺人、15人を殺した大事件など過去にはいろいろある。だが、三日間で20万人を超える人を一挙に殺した大事件は広島と長崎の原爆投下が最初で最後だろう。命令を下した軍部のお偉方は何が何でも落としたかったそうだ。 


 原爆投下後の広島の実情を知ったトルーマン大統領は、本当に恐ろしさを覚えたのだが、冒頭のことばだ、多くの米国軍人の生命を守るため、戦争を早く終わらせるために命令を下したという。心にもない嘘をついて、自分が決断できなかったこと、あいまいにしてきたことの後悔を糊塗した。


 そうしたことをNHKは秘密文書や彼らの日記から真実を明らかにした。思うこと、それは戦争において、命令を下す者たちには人の命が見えないのではないかということだ。人の命の重さより、大義名分のほうが大切なのだ。平和を唱えて、大量殺戮を喜ぶ人たちのその精神はまったくの狂気としか言いようがない。


 今日、京都の平等院、清水寺など世界遺産に受け継がれている伝統的技術を紹介していた。それを見ていて思った。もしも、京都に原爆が落ちていたら、おそらく戦後の歴史も何かが大きく変化していただろう。もちろん京都の就学旅行もなかっただろう等と考えてしまった。