日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

最近の料理9/21


 ここのところ、不眠症で、毎朝2時間程度寝ただけで過ごしている。
 食事はちゃんと作って母と食べているが、母はどんどん少食になっているので、いろいろ工夫している。
 カレー、焼きそば、焼き鳥などを作っている。カレーは数日使う。カレーうどん、カレーそばなどにして食べている。


雲よ!


 今日の空、雲の名前は知らないけど、ふわふわとした雲を見ていると、子どもの頃のことを思い出す。


 高校生のころ、団地に住んでいたが、団地の裏の小山に登り、団地を見下ろすと、いくつもの棟がマッチ箱に見えた。
 ぼくはその中の小さな箱の中のマッチにすぎない。そう思った時、ふと、芥川龍之介のことばが蘇る。


「人生は一箱のマッチ箱に似ている。重大に扱うのはばかばかしい。しかし重大に扱わなければ危険である」


 それから、小山の上の草原に寝っ転がって、空を見ると、漂う雲が流れている。それを見ていると、また、山村暮鳥の詩句が思い浮かぶ。


「おうい雲よ馬鹿にのんきさうぢやないか」(山村暮鳥)


 のんきに流れている雲に比べて、当時のぼくは人生を急ぎすぎていたように思う。劣等感や、いろいろな挫折の中で、自己嫌悪を何度も味わっていた。
 のんびりと雲を眺めていて、わけもなく涙を流したものだ。

朝5時頃の月!


 17日の朝10時頃起きてから20日の朝10時まで、およそ72時間の間の睡眠時間はトータルでほぼ6時間ぐらいだ。
 この三日間、不眠症が続いていて、毎日夜が明けてから2時間ほど寝て10時頃起きる生活を続けている。
 昼間はだいたい仕事に出るか、別の用事で出かけている。それでも体力的には何とか持っている。ただこんな生活をしていては行けないということはわかっている。
 それでも、眠れないのだ。おかげで、先日は朝5時頃、次第に青くなっていく南西の空に、電線の向こうだが、西に傾いていく下弦の月を見ることができた。

青空に蜘蛛!


 銀杏並木の歩道を歩いていると、
 銀杏の木の枝の間に広がる青空、
 その空間に蜘蛛が浮かんでいた。


 青空には白い羊雲が漂っている。
 その白い色のほんわりした姿の、
 のどかさに癒やされて涙が出る。


 秋の日のただ穏やかで柔らかい、
 日差しの中を豊かに満喫できる、
 こんな日のあることに感謝する。


 人生という道の路傍に咲く花や、
 何気ない瞬間の光景を切り取り、
 穏やかで小さな幸福を見つける。
 


王禅寺ふるさと公園!


 桜の咲く頃にも紹介した川崎市麻生区王禅寺にある「王禅寺ふるさと公園」。
 大きな広場にはいくつもの家族が、サッカーや野球、フリスビー、バドミントンなどをしている。
 小さな子供の遊具もあり、子どもたちの喜ぶ声が響く。
 公園のすぐそばにはお寺の王禅寺、野菜畑、森、さらさらと流れる清流、小さな滝、池もある。
 駐車場もあって、週末は遠いところから車で来る家族も多い。