日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

枯れ木!


 近所を散歩しながら、並木を見上げると、桜の木の葉はほぼ裸になったが、モミジバフウの葉はまだ少し残っている。同じ種類の木でも少しずつ違った個性があるようだ。
 中国の朱自清のエッセイに「忽忽」というのがある。あわただしいと言う意味だが、中に「木々が枯れてもまた春には花を咲かせる。だが、人の時間はあわただしく過ぎて行って、枯れた後、また花を開くことはない。」ということばがある。
 ぼく自身、枯れて行っている。もう一度花開くことがあればと願いながら、それはないのだ。素直に人生の冬枯れを迎えるほかない。


昭和記念公園(5)黄色い道


黄色い道、銀杏並木はすでにほとんど散り落ちていた。一部に道が黄金色になっているところがあった。例年ならもっと真っ黄色になっているはずだが、今年はすでに掃き清められた後なのだろうか。ともあれ、黄色い道を何とか撮影できた。


昭和記念公園(4)ヘリコプター


青空にヘリコプターが飛来する

ひっきりなしに飛び交っている

東京に一大事でも起きたのかと

何とはなしに不安を感じる音だ

ブブーン、バタバタ、ブルブル

プロペラ音の鳴り響く昼下がり





昭和記念公園(3)銀杏並木と噴水


立川にある昭和記念公園、以前行った時に見た黄金色の銀杏並木が忘れられず、もう一度見たくて行った。だが、残念なことに、今年はすでに散り落ちていた。しかも、散り落ちた銀杏の葉が作る黄金色の道もすでになくなっていた。楽しみは紅葉と噴水とオブジェ、それに、カナール、水鳥の池だ。


昭和記念公園(2)鴨


鴨たちの悠々と泳ぐ池!
彼らには憂いがあるのだろうか。