1月27日夕方、
気温は5度から0度近くまで下がってきた。
雨はまだ降っていなかったが、
今にも降りそうな空だった。
明日は雪になるというが、
果たして積もるだろうか。
買い物途中、街路樹のモミジバフウを見上げると、ほとんど、赤い葉っぱは残っていない。
だが、一本の木に、数枚残っていた。
木にも個性がある。みんな散り落ちても、自分は散り落ちないぞというような医師を感じた。
世間はみんな一つの方向を向いているのに一人違う方向見ているような気概が感じられた。
牛肉300gが385円だったので、買って来て、さっそくすき焼きにした。それにしても、近頃、鍋料理が多い。これも冬らしい。
冬の色といえば、
まず雪の白だけど、
その美しい姿は横浜でまだ見られない。
また、
サザンカの赤も冬の色だが、
今、
あでやかな赤い花びらが散って行く。
散りゆく一ひらは冬の一日。
冬は急ぎ足で通り過ぎて行く。
まもなく、
紅白の梅が姿を見せてくれる。
春は目の前だ。
バスに乗っていて、ふと目にした。
「整理券をお取りください」
「整理券」が使われたのはいつまでだったろうか。
時代はどんどん移り変わりつつある。
今は昔の遺物のような整理券。
車掌はとっくに消えた。
現金払いもほぼ消えた。
パスモ、スイカといったカードの時代だ。