日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

小さな公園の小さな花たち!


 3月3日は桃の節句、三寒四温を繰返しながら、春は本格的になるころだ。
 昨日、団地の中の公園を歩いた。
 木瓜の花、水仙の花たち、白妙菊、小さな花たちが色づき始めている。
 冬に咲く桜、白梅、紅梅、アセビと主役が移り変わっていく。
 心配ごとは尽きないものの、
 いよいよ春色に染まり始めた公園を清々しい気分で歩いた。


シェア畑!


 日曜日、母と散歩に出たのだが、カメラを忘れて行った。
 横浜市青葉区の元石川町あたりを歩いていて、山の方へ上る道があって、家族連れがにこにことしながら、下りてくる。何があるのだろうかと好奇心が出て来て、母と二人急な坂を上ってみた。高台になっていて、ずっと向こうまで美しが丘の町が見下ろせた。
 道の途中には花々が咲いていて、道ばたに、「シェア畑」と書かれた看板があった。家族で農園を借りて、野菜や花を育てるということだろう。
 家族で、貸し農園で農作業にいそしむ人たちの笑顔が、こちらの気分も穏やかにしてくれる。写真はデジカメでなく、スマホで撮ったのだが、やはり、どうもピンボケのものが多い。


散歩中に見かけた花たち!


 このところ、仕事がなく、ただ毎日、母といっしょに、テレビを見て、時には、近くを散歩し、近くの店で買い物をしている。

 散歩していると、早咲きの桜や、白梅や紅梅を見ることができる。

 3月1日は暖かいと言うより、ちょっと暑かった。やはり異常気象ということだろうか。

 天気もぼけているが、母のぼけもひどい。カレーピラフを食べながら、これは何の味と聞く。焼売を食べながら、これは焼売じゃないでしょと言う。

 散歩中、バス停を見て、少し過ぎたところで、「あら、こんなところをバスが走っている!」と驚く。数分前のことを覚えていない母だ。


親鸞上人像


 浄土真宗の開祖、親鸞上人。『歎異抄』の「善人なおもて往生をとぐ、況んや悪人をや」という上人のことばが思い出される。
 ふと、親鸞聖人の偉大さを思う。イエス・キリストもムハンマドもブッダも親鸞聖人もぼくには素晴らしい偉人でしかない。だれがいちばんでもない。


アセビ

このところ、ほとんどバスにも電車のも乗っていない。
ただ近くの公園を散歩するだけだ。
遠くへ出かけなくても、見付けられる花は貴重なものだ。
近くの公園へ行く途中見付けた馬酔木。
図鑑を見ると、万葉集のころから親しまれている花らしい。
ツツジ科で。3月から4月にかけて咲くとある。
愛らしいが、毒性を持つらしい。
淡紅色のアケボノアセビとスズランに似た愛らしい小花をつけるものがあるという。
団地の中あちこちで見られる。