日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

春の終わり!


19日は二十四節気の穀雨だった。

2週間後には立夏だ。

先日の大雨強風の日、団地の中の枝垂れ桜も八重ザクラも散り始めた。

いよいよ春もお別れの時が来たようだ。

今年は桜の名所を訪ねることもなく、春が過ぎ去って行く。

春を待つ人の心、春の過ぎ去るのを惜しむ人の心、そうした春の心を思うと、寂しい限りだ。


ハナミズキ


 買い物途中の道、あちらこちらで、開いているハナミズキを見かける。白いのもあれば、赤いのもある。

 それにしても、もう開いているのかと少し意外だった。例年より少し早い気がする。「ハナミズキ」を我が家の図鑑を見ると次のように書いてあった。

 「ワシントンに贈られた桜の苗木への返礼として、大正4年にアメリカから贈られた花木。花弁のように見えるのは苞で、ソメイヨシノが咲き終わるころからゆっくりと開き、ゴールデンウィークを中心に20日間ほど楽しむことが出来る。」


孤高のカラス


黒いカラスは嫌われ者だけど、

本当は愛くるしい鳥なんだと、

思いながら、観察していると、

夫婦で子育てしているカラス、

いつも遠くを見ているカラス、

悪戯好きでちょい悪のカラス、

人間に媚びたりしないカラス、

時々、ベランダや窓を歩いて、

ノックして人を驚かせるけど、

どこか憎めない気がしてきた。


赤くて重たい雲


今日は朝から大雨だった。昼過ぎて、3時頃、雨が止んだ。だが、黒い雲は西空にまだ残っていて、それが、夕方になると、赤い雲となって、西の空を覆い尽くし、西方にある町を連山を押さえつけていた。


一面の赤い花!


赤い色のツツジに囲まれて、時々散歩している。
ソメイヨシノの淡いピンクは来年までお預けだ。
まもなく、紫色の藤の花が公園を彩ってくれる。
季節は巡り、晩春の花、初夏の花が待ち遠しい。
そして梅雨が来てアジサイの季節がやってくる。
無駄なことはせず、日々を家で過ごすほかない。
時々散歩に出ては、季節の花を愛でる日が続く。
只管、待ち望むのは新型コロナウィルスの終息。
同時に望むのは誠実で戦争のない世界の実現だ。