日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

賭け麻雀検事がやれば咎めなし


 昨日、ロクさんのブログに「賭博を取り締まる立場の者が、賭博に興じていると言うのだから救いようがない、にもかかわらず処分は訓告だって。」という文があり、「『賭け麻雀検事長がやれば咎めなし』なんてことになったらとんでもないことですね」とコメントをした。

 その後で、賭け麻雀で逮捕された人はいたのだろうかと思って、検索したら、漫画家の蛭子能収氏、プロ野球の東尾修氏などがいたそうだ。それも「見せしめのため」だったという記事もあった。有名人を逮捕すれば、世間の人は賭け麻雀をやめるだろうということだろうか。

 今日、ニュースを見ていると、黒川検事長の辞任を内閣で承認したという。懲戒処分にはならなかったようだ。「レートが1000点100円だったから」ただの辞任になったそうだ。

 蛭子氏は現行犯で逮捕されたそうだが、その際、レートは1000点200円だったらしい。五十歩百歩だ。ただ、黒川氏は違法賭博などの犯罪を取り締まる側だ。

 自分自身、若い頃ギャンブルに溺れていたこともあり、あまり偉そうなことは言えないが、同じ悪事でも、悪事を取り締まる側の人が行った場合は一般人の場合より厳しくすべきではないだろうか。


 賭け麻雀検事がやれば咎めなし

 悪行(あくぎょう)も検察官なら咎めなし


 そんな社会になって欲しくないものだ。黒川氏が訓告だけで、辞任となれば、今後、賭け麻雀が流行しそうだ。レートを1000点100円なら、注意されるだけで済むだろう。ギャンブル大国日本はさらに前進する。

不要不急

不要不急のマスク

不要不急の法案に

不要不急の麻雀と

不要不急の政府は

御免こうむりたい

冷えてきた


 四月に咲くつつじが散り始めた。と思ったら、少し小ぶりなサツキが咲き始めた。それにアジサイもなんだかもうすぐ咲きそうな気配だ。
 先週まで、25度前後の気温が続いて、夏がぐんぐんと近づいていたように思えたが、今週に入ってからは雨続き、晴天はほとんど見られなくなった。しかも、今日は最高でも15度以下に下がった。冬に逆戻りか、あるいは梅雨の先取りかと思うほどだ。
 冷たい雨に寒い気温の中、21日、関西の三都府県が緊急事態を解除された。わが県は来週になりそうだ。少し明るい兆しが見えてきた。
 ただ、少し寒いニュースもあった。コロナ禍の中、国会で、検察庁法という不要不急の審議をしていたが、それが取り下げられたと思ったら、その中心人物である検事長が賭博麻雀で辞職するという。賭博罪で起訴して欲しいのだが、検事の罪は誰が裁くのだろうか。
 「桜を見る会」では首相の選挙法違反が問われているが、検察が首相の友達なら、これも起訴は難しいだろう。コロナで自粛生活が続く中、気温だけでなく、心まで冷え切った感じがする。


ノアザミ


 今日は関西圏が緊急事態宣言を解除された。残るは北海道、東京、千葉、埼玉、神奈川の5道都県だ。我が県の解除は来週になるだろう。
 ということで、3月以来、公共交通機関は通院のために乗るバス以外はまったく使っていない。外食もしていない。外出は徒歩で行く散歩と買い物だけだ。
 遠くへ行こうとしても、2キロ圏内が限界だ。それでも、移ろいゆく季節の花を見たい。自由に飛ぶ鳥たちを見たいという思いで、できるだけ歩いている。
 近所の公園を見ていると、シロツメクサ、アカツメクサがいっぱいに広がっている。ノアザミに似てようで違う。ノアザミはなかなか見ることができないと思っていたら、20分ほど行ったところにある公園で見付けたこの花、これは間違いなくノアザミだろう。


可憐なカルミア!


 21日、コロナウィルスの緊急事態宣言が近畿の京都、大阪、兵庫で解除されるらしい。残るは北海道、東京、千葉、埼玉、神奈川の4都道県になる。神奈川県住民としては、まだ自粛生活が続くことになるようだ。
 ところで先日の散歩中、見付けた白い花。図鑑で確認してみると、どうやら、カルミアとかいう花のようだ。前から知っていたが、とにかく不思議な形をしていて、その姿がかわいらしいので忘れられない花だ。
 花言葉をみると、優美な女性、大きな希望、野心だそうだ。レースの日傘を広げたようなしとやかで美しい花の姿にちなんでいるとか言うことだ。一方、裏切りという花言葉もあるとか。
 ふと、可憐さに惹かれて、いろいろ失敗してきた苦々しい過去を思い出してしまう。それでもかまわない。可憐さは相変わらず大好きだ。