憎むべきは!
腕力や地位や権力を笠に着て、
肌の色や出身で優越感に浸り、
他を差別する人たちがいる。
自分たちが世界の中心にいて、
神のように崇拝する偶像の下、
他を攻撃する人たちがいる。
人は生まれたとき、白い白い
キャンバスのようなものなのに、
成長するにつれ周囲に洗脳されていく。
自己を肯定するため、
自己の保持するため、
気に入らぬものを差別する。
国は自らを正当化するため、
自らの権力を保持するため、
他国を非難し攻撃する。
すべてに劣った人も民族も国家も存在しない。
すべてに優れた人も民族も国家も存在しない。
すべての人も民族も国家も差別される謂れはない。