歪む真実!
今日の紙面の一面にフェイクに関する記事が載っていた。
フェイク 虚偽拡散 気づけば 「真実」
思えば、戦時中の日本は大本営発表と言って嘘ばかりを国民に報じて、多くの国民を死に至らしめ、多くのアジア人を苦しめた。
イラク戦争の時、イラクはイラクに都合のいい報道を、アメリカはアメリカに都合のいい報道をした。戦争の原因となった「イラクが大量破壊兵器を持っている」というのもフェイクだった。
新聞一面には「籠池氏が云々」「米国が云々」「中国が云々」とあるが、どれも読む気がしない。何もかもがフェイクなのではないかと感じるのだ。
今日は北朝鮮がミサイルを発射して失敗したというが、これもフェイクかもしれない。
86年前、日本が権益を持つ管轄する南満州鉄道が中国人によって爆破されたというニュース、それを機に満州を支配した帝国日本。騙された国民は泥沼の戦争に突入し、大勢の国民が無意味に死んでいった。
フェイクがいつか真実となるそうだ。所謂ポスト真実だ。真実は隠しておいて、フェイクで国民を政府の望む方向へ誘導する。新聞もそれを手伝っている可能性がある。
国民を誘導しているかもしれない新聞紙面!この紙面のどれが真実なのだろうか。人の言葉も含めて、何が真実で何がフェイクなのかわからなくなってきた。あらゆるものが素直に信用できない気分だ。