シリア政府軍の空港基地にアメリカ軍がミサイルをぶち込んだ。これまで、間接的に反政府軍を支援していたアメリカが直接攻撃した。シリア政府軍が反政府勢力の住む地域に化学兵器を使用したからだという。だが、シリア政府が化学兵器使用についてはまだはっきりしていない。
　
　アメリカの次の標的はきたちょうせんだといわれている。もしも、アメリカが北朝鮮にミサイルをぶち込んだらどうなるだろうか？北朝鮮も日本にある米軍基地に向けてミサイルを発射するかもしれない。第一候補は沖縄か、東京に近い横須賀や厚木かも危ない。アメリカの攻撃は同盟国を窮地に陥れるかもしれないのだ。

　あるいは、アメリカを直接攻撃するために、潜水艦を太平洋に向かわせるかもしれない。現ロシア領である日本の北方四島の間を通って、太平洋に出て、潜水艦からミサイルを発射する可能性もある。もしもの話だが、そんなことになったら、第三次世界大戦となるだろう。

　トランプ大統領はそんな大戦を望んでいないと言う。しかし、第一次大戦も第二次大戦も小さなことが火種となって始まった。今、世界には、あちこちに火種がある。しかも、どれもそれほど小さくないし、現代は、第二次とちがって、弾道ミサイルや化学兵器がある。もし、第三次世界大戦となったら、かなりの大惨事になるだろう。