日々是好日

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

認知症か嘘つきか?

 ぼくの母は、見たことのあるドラマを、見たことがないと言い、食べたことのある食べ物を食べたことがないと言い、行ったことがある場所を行ったことがないと言う。何事であれ、すぐに記憶を失くす母の場合は「記憶にない」というのもしかたがない。認知症が始まった母にとってはこれが自然なのだ。


「宣誓書 良心に従って真実を述べ何事も隠さず、また、何事も付け加えないことを誓います」


 ぼくの母とほぼ同年代の元都知事が国会に証人として呼ばれ、「何事も隠さない」と誓いながら、知っているはずのことについて、「記憶にございません」と述べる。知っていながら、隠したのであれば、罰せられなければならない。経験したことだけど、記憶にないというのであれば、認知症か記憶喪失だ。


 認知症なら、仕方がない!だが、都合の悪いことになったら、病気を装うのだとしたら、これは古狸だ。許せないと思うが、国会において、「記憶にございません」ということばを言った人はたくさんいる。そして、罰せられた人がいたという記憶がない。

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