日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

電車に松友選手が?

 仕事帰りの東京メトロ永田町で電車に乗ったら、ドア近くの座席の前の手すりにつかまっている人の顔にどきりとした。


 リオオリンピックバドミントンダブルスで金メダルを獲得した松友美佐紀選手にそっくりだったのだ。少し特徴のあるかわいい顔。身長160センチくらい。髪型もオリンピックの放送で見た髪型と同じ。


 だが、後ろから乗ってくる乗客に押されて、奥の方まで押されて、その女性とは背中合わせの状態になった。見たくても見られない状態で、何だかどきどきした。駅に着くたびに振り返ったが、顔は見えない。後姿を見ながら、やっぱりそうなのかなと思う。


 かつて、テレビに出る人に会ったことは何度かある。古くは輪島関、パチンコ屋で隣りに座った。また、下北沢でモト冬樹さんとすれ違った。最近ではバスに乗っていたら、向かい側に座っていたのが、俳優の平田満さんだったこともある。


 だが、これまで声をかけたことは一度もない。母に聞いたら、松井秀喜選手等に会ったことがあって、声をかけて握手してもらったなどという。これは性格の問題だろう。別に芸能人だからと言って、特別な人ではないという考えだ。どこかの知らない社長と芸能人と政治家とみな同じ優秀な人に過ぎない。優秀な人は身の回りにもいる。初めて挨拶する時は緊張する。


 ただ、今もあの電車に乗ったときの松友選手らしい人の顔を見た時の緊張感は忘れない。別に挨拶したわけでもないのに、なぜか思い出すだけで緊張する。なんだろう。この気持ちは?

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