日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

天邪鬼

 今日はビートルズが来日してから50年目だそうだ。1966年6月29日、来日したビートルズを日本中が歓迎したそうだ。ビートルズは誰もが認めるレジェンドだ。だが、わたしは小さいころから、何故かビートルズが嫌いだった。世間の風を、ただよその世界の出来事だと思っていた。


 小さいころ、人気だったのが、巨人、大鵬、卵焼きだった。だが、私は小さいころから、何故か巨人が大嫌いだった。大鵬と卵焼きは好きでも嫌いでもなかった。小さい頃アニメや漫画に多くの子供が夢中になっていた。だが、これは子供のものだと思ったぼくは15歳の日から読むのも見るのもやめた。


 今、世間で人気の何とかいうグループがあるが、その人たちがテレビに出たら、すぐにチャンネルを変える。街を歩いていて、彼らの音楽が聞こえたら、そこから離れる。


 また、人気がある女のような男が出てくると、チャンネルを変える。特に、「・・・はこのすぐあと」というのを聞くと、チャンネルを慌てて変える。つまらぬことで馬鹿笑いするのは嫌いだから、くだらぬギャグで笑っているお笑いタレントは見たくない。そんな番組しかない時は、テレビを消す。


 ぼくはゲームが大嫌いだ。ゲームの宣伝を見ると、吐き気がする。日本がおかしくなっている。はまって抜けられない人たちを作っているゲーム会社。会議中にはまったゲームから抜け出せないおバカなサラリーマン、授業中にゲームをする学生たち、そんな人たちが増えている。おろかな選択だ。


 おいしいという評判の店に並ぶ人たち、よっぽど暇なんだろうなと思う。並ぶ時間なんてない。人生は短いよと言いたくなる。


私は、ただ正直な気持ちで生きているのだが、もしかしたら、天邪鬼(あまのじゃく)が遺伝したのかもしれない。母がそうなのだ。世間で認めるものに反対ばかりしている。ウォシュレットが嫌いとか、便利なものであっても流行するものにはことごとく反対する母だ。


 わたしは母と似ているなと思う。しかし、わたしは好きなものは好き、嫌いなものは嫌いだ。サッカーはむかしから好きで、流行とは関係ない。それから、広島カープが好きだ。なぜなら企業名をつけていないからだ。流行してもしなくても、企業名をつけないサッカーJリーグが好きだ。己の好むものを好きなんだと思っている。そして、一生懸命努力する人が好きだ。


 国民をゲームの世界に陥れ、脱出できないようにしている人たち、そして借金地獄に陥れているギャンブルの関係者、ローン地獄を作り出す企業たち、彼らは生涯、好きになれないだろう。

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